本日、御仏壇のお引っ越し依頼があり、依頼主様のお屋敷に向かいました。
実は、前日の夜中に神様から、「no」サインが出て、急遽、実行は日を改めるとお伝えしたのですが
話を聞いてほしいと、仏様がおっしゃるのでお屋敷にお伺い致しました。
そのお屋敷は、お庭でお父様が畑をし、それはそれは綺麗な菜園がある
長年愛された土地です。
借地契約上の問題から、その地を手放す事になり、新しいお屋敷も土地判断し、屋敷拝みも終え、
仏壇、火のかんの移動を。
という依頼。
私は仏のお仕事は、基本お断りしておりますが
カウンセリングのクライアントさんでもあり、土地判断、屋敷拝みをさせていただきましたので、特別に
仏壇の引っ越し「御精抜き」「御精入れ」
までをお受け致しました。
何ゆえ慌ただしい私のスケジュールにあわせてもらい
早め早めと私も正直、半ば事務的に、「こなす」つもりでお受けしたのですが
やはりそーはいきませんでした( ̄▽ ̄;)
仏壇に御線香をたて話を始めると
女性の御魂が現れ
「私はここから出るつもりはないのです。
ここを離れたくはありません。」
と泣きながら話すのです。
正直
「情に流されちゃいかん!」
と、
「お気持ちはわかりますが、ここは借地であり契約上お返しするときがきたのです。
新しいお屋敷に新しい御仏壇、新居もご用意しておりますので、○○地へのお引っ越し、私が責任をもってご案内致しますので、ご承諾していただけないでしょうか?」
と話すと
「私は何も聞いておりません。
家族の側に、主人の側にいたいのです。
主人と一緒にいたいのです。」
と、すごく泣くのです。
依頼主様に、
「奥様がお父様と一緒にここを出たいと泣きながらおっしゃってるので
最後の日、もしくはお父様が寝泊まりする最後日に、御仏壇移動しませんか?
ユンヂチである、旧正月以内であれば問題ないので、
御魂のお気持ちを尊重して、先に仏壇移動はやめましょう。
」
と提案致しました。
40年以上住んでいたお屋敷で最後の正月を迎え、
そして御仏壇移動が〆日。
とても穏やかで優しいお父様なので、さぞ御仏壇に入っている御魂の奥様と仲良しで愛し合っていたんだろうな。
亡くなった今でも、寄り添っていたいんたろうな。
と思うと私も涙涙。
依頼主様達も涙涙。
それが決まると、仏壇の御線香が綺麗に、綺麗に、開花致しました。(本当だよ(*^^*))
お嫁さんという立場は、旦那さんのお墓、仏壇に入ります。
しかし、旦那様の身内の中で、いわば知らない方々の中で孤立し、寂しい思いをしていると御魂から涙ながらに語られ初めてその想いを知りました。
どうか、御仏壇をお持ちの方々へお願いです。
御仏壇に御魂はいらっしゃいます。
話しかけ、1日の出来事を伝え、相談し報告をしてあげてください。
愛している方なら尚更です。
今回の依頼で、私は人の霊との仲介を致しました。
やはり情に流される(T^T)
しかしながら、
仏壇の引っ越しは最後の日という理由がわかりました。
そして、亡くなった後、御魂になってからも愛する家族と寄り添いたいという、目には見えない霊の想いを知った経験でした。
私はまだまだ未熟な神人。
大切な事を学んだ今回の依頼でした。
神々に感謝
依頼主様に感謝
仏様に感謝
そして、私の愛する家族に感謝感謝
ありがとう。
ベティ